Audio Tour Stop 8

Jack-in-the-Pulpit No. IV, Georgia O’Keeffe

NGA, West Building, G-006, S

若いころ武蔵鐙(ムサシアブミ)に魅了されていたオキーフは、1930年ニューヨークのレイク・ジョージで、この北アメリカによくみられる花を題材にした、6つの作品からなるシリーズを制作しました。武蔵鐙、No. 4では、濃い紫の仏炎苞(ぶつえんほう)のくぼみのなかに、舌のような形をした肉穂花序(にくすいかじょ)が拡大されて描かれています。緑の葉と曇り空のような背景は、上部の左右の隅に抑えられています。

Jack-in-the-Pulpit No. IV (Japanese)